こたつでおちゃらか

死体の独り言

夢を見ることすら許されない

 

 

ドリームライブ2020の公演中止が発表されましたね。これで本当に夏までは確実に推しに会えません。

 

ドリームライブ、その名の通り夢の世界です。

 

人によっては自分の推しがテニスの王子様としてステージに立つのを半年くらい待っていたのではないでしょうか。

 

日常から逸脱した夢の世界、それをずっとずっと楽しみに日常を生きてきて、なのになんか突然現れた訳分かんないウイルスがそれを潰した。ただでさえ現実はつらいし向き合いたくないのにウイルスが更に日常をしんどいものにしていく。夢を見る夢すら見れない。

 

もっといっぱい会いに行けばよかったなとかチケ発もっと頑張ればよかったなとか今思ったって全部手遅れでほとんど毎月推しに会えていた過去が夢みたいで、なんでこんなことになったんだろうわたしって一体何したんだろう何が悪かったんだろうって全部ウイルスのせいなのに自分の行いが悪い気がしてくる。

 

大切なものは失ってから気づくなんてよく言うけど今更身にしみる。こんなに推しに会いたくて辛かったことって今までない。

 

ドリライ2018みたいに日本人なら誰もが知っているようなすごく大きな会場ではないけど、それでもいつもより大きくて照明が眩しいステージの上で自由に動き回る推しを見たかった。伸びやかに歌ってモニターいっぱいに人懐っこい笑顔が映って、最後にはチームメイトと肩を組み合って泣きながら笑ってる、これ以上ないくらいキラキラした推しを見たかった。

 

本当にこのまま二度と生でテニスの王子様として生きている推しを見ることができないなんて信じたくないしそんなのもう生きられない。だからせめて夢の世界を夢見ることができる日まで推しもわたしもお互い元気でいようね。絶対だよ。